【グッズ作成時必見】画像データからカットパスを簡単に作る方法 ~Adobe Illustrator編~

カットパスチュートリアル画像

こんにちは、アクリルワンの中の人です。
いつもアクリルワンをご利用いただきありがとうございます!

アクリルキーホルダーやアクリルスタンドを作る際に絶対必要な「入稿データ作成」
必要不可欠なのに作るのが難しかったり、面倒だったりしますよね….。

アクリルワンでは、そんな手間を丸投げできる完全無料の「データ作成サービス」を行っております!

ですが、「やっぱり全部自分で作りたいっ…!」とお思いの方も多いのではないでしょうか?

そんな今回は「カットパス」に注目して、中の人が一番簡単じゃないかと思う作り方をご紹介いたします!

今回はサンプルとして、背景が透過してあるpng形式のデータで作ってみたいと思います。

まずはアクリルワンサイト内にあるテンプレート/見本データからお好みの商品とサイズを選びダウンロード。

イラストレーターのファイルを開き、作成したいデータを赤枠に配置してください。

カットパスチュートリアル画像01
サンプルとして「アクリルキーホルダー(片面印刷)50mm×50mmで
イラストは「イラストAC」さんで見つけた着物の女の子を使用しています。


入稿の際は、デザインデータと白版データは、必ず同じ輪郭でぴったり重なるように作成お願いいたします。

基本的なデータ作成方法はこちらから↓

site icon
アクリルキーホルダーの入稿データの作り方をご紹介。
acrylone.com

赤枠に入れたデータを、デザインデータと白版データのそれぞれのレイヤーに分けます。

カットパスチュートリアル画像2_1

デザインデータ → デザイン
白版データ → 白版

その後、デザインデータをカットラインレイヤーにコピーします。
下記のやり方が簡単です。↓

カットパスチュートリアル画像サムネイル1-1

【Windows】デザインデータを選択した状態で、Altキーを押しながら赤まる部分をカットラインレイヤーへドラッグ&ドロップ

【Mac】デザインデータを選択した状態で、Optionキーを押しながら赤丸部分をカットラインレイヤーへドラッグ&ドロップ

※キーを押しながらじゃないと、ただのレイヤー移動になるので注意!

カットパスチュートリアル画像サムネイル2

カットラインレイヤーにデザインデータがコピーされます。

移動になっていないか、目のマークをクリック【表示/非表示】して確認しましょう!

カットラインレイヤーに移動できたデザインデータをトレースしていきます。

ここからはカットラインレイヤーに入れたデザインデータをトレースしていきます。

※デザインレイヤー、白版レイヤーは使わないので、ロックをするか非表示にしておきましょう!

カットパスチュートリアル画像サムネイル3-1
今回はシルエットを選びます。

イラストを選択した状態で「ウインドウ > 画像トレース」を選択。
「画像トレース」▽メニューからシルエットを選択します。

カットパスチュートリアル画像4_2
ちょっと怖い。。

すると色がついている部分が黒くなります。
「拡張」を押すとパスデータになります。

カットパスチュートリアル画像4_3

白抜き部分があると場合は、「オブジェクト > 複合パス > 解除、もしくはイラストを右クリックしてグループ解除と複合パスを解除。

カットパスチュートリアル画像4_4

分割されているパスすべて選択して「ウインドウ > パスファインダー」から「合体」押すと、1つのパスに結合します。
白抜きの部分がなくなりました。

これでトレースの作業は終わりです。この後お待ちかねのカットパスを作っていきます!

お待たせしました、これからカットパスの作成に入ります。

カットパスチュートリアル画像5_1

トレースしたデータを選択した状態で「オブジェクト > パス > オフセット」を選択。

カットパスチュートリアル画像5_2

オフセットの値は2mm以上にしましょう。

「角の形状:ラウンド」にすると角部分が丸く処理されますのでおすすめです!

カットパスチュートリアル画像5_3

トレースしたデータはもう使わないので消しましょう。
2.5mm輪郭を空けたデータの、赤まる部分を押して「塗り」「線」を入れ替えます。

カットパスチュートリアル画像5_4

大体のカットパスができてきました!
完成まであと少し!
このままだとアンカーポイントが多すぎて、カットする際に綺麗に切れないなどの不具合が発生しますので、単純化していきましょう。

ここからはアンカーポイントの単純化をしていきます。
非表示にしていた、デザインレイヤーを表示にして作業を進めていきましょう!

カットパスチュートリアル画像6
ダイレクト選択ツールを使うとアンカーポイントが見えてやりやすいですよ!

カットパスを選択した状態で「オブジェクト > パス > 単純化」を選択。

カットパスチュートリアル画像6_2
スライダー横の「…」を押すとより細かい調整ができます。

スライダーを調整して、違和感がない程度に減らしていきます。
やりすぎるとグニャグニャになるので注意!
その結果アンカーポイントが
76 → 15 に減りました!

カットパスチュートリアル画像6_33

あとは「アタッチメント用穴」をお好みの場所に配置しましょう!
設置ができたら、「アタッチメント用穴」外側の丸カットパス合体

カットパスチュートリアル画像6_4

これでカットパスが完成しました!

全てのレイヤーを表示したらこのようになります!

50mm × 50mmの赤線をはみ出していますが、少しぐらい(数ミリ)はOKですっ!!
はみ出しすぎは再入稿になりますので、ご注意ください。

少し慣れが必要かと思いますが、これを覚えれば簡単にカットパスを作ることができます!

是非皆さまもチャレンジしてみてくださいね。

もちろん、データ作成サービスもどしどし受け付けております!

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